ULANZI MT-08のレビュー 軽量コンパクトなミニ三脚で伸縮自在!
目次
はじめに
こんにちは。
ULANZIのMT-08と言う三脚をレビューします。
以前は、ManfrottoのPIXI ミニ三脚を使用していたのですが、鞄に入れていると重く、持ち運びには不便に感じました。
ミニ三脚は、どこかに出かける際や旅行などでは鞄に入れていくことが多く、鞄もできるだけ軽くしたいので軽量なULANZI MT-08を購入しました。
ULANZI MT-08の使用用途としては、自撮り棒として使用したり、集合写真を撮る為にどこかにミニ三脚を配置して使用しています。
別途スマホホルダーを用意することでスマートフォンを固定することも可能となっています。
MagSafeに対応したスマホホルダーも購入しレビューしたのでチェックしてみてください。
おすすめできる人・できない人
おすすめできる人
- 軽量な三脚が欲しい人
- コンパクトな三脚が欲しい人
- 雲台部分を直角(90度)に調整したい人
- コンデジやスマホなどの軽量なカメラを装着したい人
- 卓上Webカメラを装着したい人
おすすめできない人
- 10年程の耐久性の高い製品が欲しい人
- 一眼レフカメラなど重いカメラを装着したい人
- とても安定性のある三脚が欲しい人
- とても高級感のある三脚が欲しい人
- お気に入りの雲台を装着したい人
特徴
ULANZI MT-08は下記の特徴があります。
順番に見ていきましょう。
- 軽量
- 持ち運び便利
- 自撮り棒
- 高さ調整可能
- 直角(90度)まで調整可能
軽量、持ち運び便利
冒頭でも述べた通りサイズや重量は非常にコンパクト、軽量で持ち運びに便利だと感じています。
ULANZI MT-08とManfrottoのPIXI ミニ三脚を比較した表は下記となります。
ULANZI MT-08 | Manfrotto PIXI ミニ三脚 | |
---|---|---|
高さ | 閉脚時:15.0cm 開脚時:12.5cm 拡張 :12.0cm | 閉脚時:18.5cm 開脚時:13.5cm 拡張 : 0.0cm |
幅 | 3.5cm (突起物含む:4.5cm) | 4.5cm (突起物含む:5.5cm) |
重量 | 94g | 199g |
最大耐荷重 | 1kg | 1kg |
参考 |
ULANZI MT-08とManfrottoのPIXI ミニ三脚を比較すると重量が2倍近く違うのとサイズも違うので手で持って比較した時にだいぶULANZI MT-08が軽いと感じます。
閉脚時と開脚時の比較は下記のようになります。
閉脚時
開脚時
自撮り棒
1/4インチネジが付いているので、1/4インチネジ対応のカメラやスマホホルダーを付ける事で自撮り棒としても使用する事が出来ます。
コンパクトで軽量なのに長さを伸ばすことができるので撮影の幅が広がると感じています。
ちなみに写真のスマホホルダーはManfrottoのMCPIXIです。別途購入しています。
高さ調整可能
自撮り棒の項でも伝えた通り長さ調整が可能です。
また、ある程度の硬さがあり無段階で長さを調整することが可能です。ただし経年劣化等により調整が不可能になる様にも感じます。
直角(90度)まで調整可能
自由雲台が付いており、360度自由に方向を変更する事が可能になっています。
嬉しいのが直角の90度まで調整する事が可能な事です。
何が嬉しいかと言うと、90度まで曲げてスマホホルダー等を装着する事で夜空の星を撮影する事が可能になります。
今までManfrottoのPIXI ミニ三脚を使用していましたが、90度までは曲げれず、夜空の星を撮影する際は、スマホホルダーにスマホを固定せず、スマホホルダーの上に置いて撮影していました。
スマホホルダーを水平に調整する事が難しく、スマホが落ちる事がよくありました。
開封
パッケージ表
パッケージ裏
パッケージ右側面
パッケージ左側面
パッケージ開封
本体表
本体裏
本体右側面
本体左側面
本体上部
本体下部
説明
材質
材質としては、プラスチック(ABS)、アルミニウム、ゴムが使われています。
全体的にプラスチックが使われていて伸縮する部分や自由雲台部分にアルミニウムが使用されています。
手持ちの部分や脚の底面にゴムが使用されています。
また、カメラやスマホホルダーを支える雲台部分にもゴムが使用されています。
自由雲台 S字ロック(ツマミ)
自由雲台を固定するツマミに関しては、ツマミを閉める事でヘッドボールを固定する事が可能です。
また、ツマミを緩める際、緩める限界があるので緩めすぎてツマミが取れツマミを紛失する心配がありません。
ロック状態
ロック解除状態(最大に緩まった状態)
ヘッドボール
自由雲台には1/4インチのネジが付いているのでコンデジやスマホホルダー、Go Pro等のアクションカメラもアタッチメントを付けると事で固定する事が可能です。
カメラ固定台
カメラ等を固定する円状の台はネジになっており、回して取り外す事が可能です。
取り外す事のメリットは不明です。
自由雲台
一部に切り込みがあり、ヘッドボールを90度まで調整する事が可能です。
卓上で使用する場合、ヘッドボールを90度まで曲げて配置した場合、バランスが取れず、三脚が倒れてしまう可能性があるので手持ちで使う事になると思います。
写真はギリギリ持ちこたえているだけで少し風が吹けば直ぐに倒れてしまいそうな状態です。
ポール(伸縮部分)
伸縮部分はある程度の硬さがあり、自由な長さで固定する事が可能です。
グリップ(手持ち部分)
手持ち部分はゴムになっていて、手で持った時に滑らない様になっています。
ただしゴムになっているので、経年劣化によりベタベタになる可能性(加水分解)があると感じました。
この辺は長く使わないと分からない部分になると思います。
脚部分
脚部分にはちょっとしたギミックがあり、脚を閉じた時にパチっと音が鳴り脚がパカパカと勝手に開かないように工夫されています。
それでいてギミックの所為で開脚がし辛いとは感じませんでした。(素晴らしい!)
脚の裏側は網目状になっており、おそらく強度を保ちつつ軽量化していると考えられます。
脚の付け根部分にはプラスネジが付いていてある程度分解する事が可能な様です。
脚を交換する事が出来るのかもしれません。
(今度分解してみようかな。)
脚の底面には滑り止めのゴムが付いています。
耐荷重
雲台部分を伸ばした状態でカメラやスマホを固定した場合、どれくらいの重さに耐えらるのか気になりますが、Amazonには1kgと記載がありました。
試しに1kgほど乗せてみましたが、伸ばした部分が勝手に沈む事はありませんでした。
1kgほどでの重さには耐えられる様です。
写真では、バッテリー(580g)、iPad Pro(674g)、スマホ(228g)の合計1,482gを載せた状態となります。
約1.5kgですが、ポールが勝手に沈む事はありませんでした。
しかし、脚が通常時よりも開いた状態になったので、やはり、公表通り1kgくらいまでにした方が良さそうです。
また、今はまだ購入したばかりなので上記の結果となりましたが、経年劣化が進むと1kgの重さいに耐えられるかは分かりません。
高さ調整
閉脚:拡張時が1番高い状態となり、開脚:縮小時が1番低い状態となります。
3Way
Amazonの紹介ページを見ると3種類の使い方が出来ると記載がありました。
三脚としては勿論、自撮り棒として使う事やグリップとしても使えるとの事です。
グリップも入れて3Wayとはどうかと思いますが、そう言う事の様です。
拡張性
ULANZI MT-08自体に拡張性があると言う訳では無いですが、ULANZI MT-08にスマホホルダーやコンデジ等のアタッチメントを付ける事でコールドシューにフラッシュやマイクを付けて拡張する事が可能となります。
利用ユーザーからの良くある口コミ
良い口コミ
- 軽量
- コンパクトで持ち運びに便利
- 高さ調整出来るのが良い
- リーズナブルな価格
- 握りやすい
良い口コミとしては軽量コンパクトでリーズナブルと言う口コミが目立ちました。
また、悪い口コミと反対になりますが安定性があると言う口コミもありました。
安定性に関してはおそらくどれくらいの重量の物をULANZI MT-08に付けるのか?によって意見が分かれているのだと思います。
200〜300gほどの物を付けて使用している人は安定性があると言うし、1kg前後の物を付けて使用している人は安定性が悪いとなっている気がします。
悪い口コミ
- 重い物を付けるのは向いていない
- 安定しない
- スマホホルダーが別売り
最大耐荷重として1kgとありますが、実際には全ての機能をしっかりと使おうとすると200〜300gほどなのかなと考えています。
悪い口コミと言うわけではないのですが、多くあったのが「スマホホルダーが付属していなかった」と言う口コミでした。
Amazon等の紹介ページ写真を見るとスマホホルダーを付けている写真がいくつもあるので勘違いしてしまう人が多い様です。
スマホホルダーが付属するかは商品によるので、購入の際は「何が付属品としてあるのか?」を確認してから購入するのが良さそうです。
よくある質問
自撮り棒で使用する際に手元のボタンを押してカメラのシャッターを切る事は出来ますか?
残念ながらボタン等は無く、カメラにある3秒後にシャッターを切る機能等を使用する事になると思います。
どんなカメラでも取り付け可能ですか?
基本的には1/4インチネジのねじ込み口があれば取り付け自体は可能かと思います。
ですが、対価重量である1kgを超える重さだと卓上で使用した時やヘッドボールの角度調整にも影響が出ると思います。
なので1kgを超える重さのカメラ等は避けた方が良いと思います。
雲台は外せますか?
外せません。
仮に外せたとしても好きな雲台は取り付け不可能だと思います。
お気に入りの雲台を取り付ける方法としては、既存の雲台の1/4インチネジにお気に入りの雲台を取り付ける方法があると思います。
感想
私の使い方としては、ULANZI MT-08の三脚に別途購入したスマホホルダーを装着してスマホのカメラで写真を撮っています。
自撮り棒として使用し、ツーショットや集合写真を撮っています。
また、卓上でも集合写真を撮ったりしています。
冒頭でも記載した通り、軽量コンパクトで大変気に入っています。
今回レビューする上で細部を確認していくと随所に拘りポイントがあり、とても素晴らしい製品である事が分かりました。
私の使用用途では大変満足のいく製品でした。
MagSafeに対応したスマホホルダーも購入しレビューしたのでチェックしてみてください。
まとめ
軽量コンパクトな三脚を求めており、スマホやコンデジなど軽量な物を付けたい人向けの三脚だと思いました。
注意点としては、購入する際はスマホホルダーがセット品なのかどうかを確認してから購入するのが良さそうです。
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