ケースに貼るだけでどんな機種でもMagSafe対応にできちゃう!

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はじめに

こんにちは。NeoSlothネオスロウス(@SlothNeo)です。

今回はみんな大好きMagSafe対応アクセサリー、トリニティのSimplismブランドから出たMagRing(型番:TR-MS-MR-SV)についてレビューしていきたいと思います。

まず購入理由としては、前々からMagSafeに憧れていたのですが、使用しているスマートフォンがiPhone XsでMagSafeに対応していません。

今回の見たいな製品はAmazon等で検索すると沢山ヒットするのですが、怪しい中国製の製品ばかりヒットします。
謎に多いレビュー数やレビュー星1の内容をみると「粘着力が弱い」等をよく見かけます。
怪しそうな製品しか無く、購入するのを躊躇っていました。

そんな中登場したのがトリニティ オリジナルブランドのSimplismから出たMagRingになります。

スマートフォン関係のアクセサリーを検索しているとトリニティやSimplismの名称を何度か見た人もいるのではないでしょうか?
私も名称の認識はありましたが、どんな会社なのかは知りませんでした。
そこで調べてみると、埼玉県を所在地とする日本の企業である事が分かりました。

日本の企業であれば、「信用して購入してみよう!」となりMagRingを購入する事にしました。

MagRingを貼り付ける事でMagSafeに非対応な機種やケースをMagSafeに対応する事ができます。
iPhone Xsはワイヤレス充電(Qi)に対応している為、MagRingを貼り付ける事でMagSafe対応ワイヤレス充電器やMagSafe対応ウォレット、スマホホルダー等が使える様になります。

MagSafe対応アクセサリーが使える様になり楽しみです。

と言ったところで、レビューに行ってみましょう!

MagSafeアクセサリのまとめ記事も作成したので是非チェックしてみてください。

MagSafeアクセサリのおすすめ17選|MagSafeで日常が便利になる!

MagSafeアクセサリのおすすめ17選|MagSafeで日常が便利になる!

おすすめできる人・できない人

おすすめできる人

  • ウォレットや充電器等のMagSafe対応アクセサリーを使いたい人
  • MagSafeに対応のiPhoneを使用しているがMagSafeに対応のケースを使用していない人

おすすめできない人

  • 革や布製のケースを使用している人
  • 湾曲しているケースを使用している人
  • 幅54.1mm、高さ77.4mm以下のスマートフォンを使用している人
    (MagRingを貼る面積が無いケースを使用している人)

特徴

SimplismのMagRingには下記の特徴があります。
順番に見ていきましょう。

  • MagSafe対応アクセサリーが利用可能
  • 強力粘着テープ採用
  • センターに貼れる貼付ツール同梱

MagSafe対応アクセサリーが利用可能

MagSafe対応アクセサリーが利用可能

SimplismのMagRingが貼り付け出来れば、MagSafeに対応したアクセサリーが利用可能になります。

ワイヤレス充電(Qi)に対応した機種であれば、MagSafe対応の充電器が使えますし、MagSafe対応のウォレットも使う事が可能になります。

強力粘着テープ採用

強力粘着テープ採用

ガラスケースにも貼り付けできる強力な粘着テープを採用しています。

より強力に粘着させる為には貼ってから24時間待っていた方が良いと説明書に記載がありました。
24時間後に本領発揮するみたいです。

センターに貼れる貼付ツール同梱

センターに貼れる貼付ツール同梱

貼り付けツールを使用して上下左右の中央や上下のみ中央、左右のみ中央など、狙った位置に正確にMagRingを貼り付けが可能になっています。

開封

パッケージ表

パッケージ表

パッケージ裏

パッケージ裏

内容物

内容物

マニュアル類

マニュアル類

ご案内

ご案内

取り付け方説明書

取り付け方説明書

MagRing、貼り付けツール、アルコールシート、クロス

MagRing、貼り付けツール、アルコールシート、クロス

貼り付けツール表

貼り付けツール表

貼り付けツール裏

貼り付けツール裏

MagRing表

MagRing表

MagRing裏

MagRing裏

説明

サイズ感

サイズ感

サイズとしては、丸の部分だけで言うと直径54.1mm、厚さ0.58mmとなります。

iPhone Xsに貼り付けた感じとしては、意外と存在感があり「大きいな」と感じました。

本体の厚さは0.58mmとの事ですが貼り付けると本体と粘着テープの部分が合わさって公表値以上の厚さがある様に感じます。

実際、iPhone Xsに貼り付けたMagRingをまじまじと触ってみると段差があり気になります。
ですが実際にはiPhone Xsを操作している時にMagRingが邪魔に感じたりはしませんでした。
更にMagRingにMagSafe対応のスマホリングやウォレットを貼り付けると思うので尚更気にならないと思います。

重さとしては、2gと非常に軽いのでMagRingを貼り付けたからと言って総重量が増え重くなると言う事はありません。

磁力

磁力

勘違いしていたのですが、MagRing自体に磁力は無く、MagSafe対応の充電器等のアクセサリ側に磁力がある様です。

調べるとiPhone12以降のちゃんとMagSafeに対応したiPhoneには微力ですが磁力がある様です。

Ankerの「PowerWave Magnetic Pad Lite」と言うMagSafe対応ワイヤレス充電器に付けてみましたがかなり強い力で張り付きました。

また、100均の「iPhone Xs / X GUARD CASE」の内側にMagRingを入れてAnkerの「PowerWave Magnetic Pad Lite」で貼り付けしてみましたが、磁力が極端に弱くなり、直ぐに外れてしまう状態となりました。
(ちなみにケースの厚みは1mmほどとなります。)
なので大人しく推奨通りケースの外側に貼り付けるのが良さそうです。

MagRingの貼り付け

MagRingの貼り付け

iPhone XsではQiの充電部分が上下左右の中央部分にあるので貼り付けツールを使い、ちょうど中央に貼り付ける事でMagSafeの磁力を使いつつQiによる充電が可能となります。

説明書には「ケースの中央に貼り付けましょう」と言う旨の記載がありますが、一応Qiの充電部分がどこにあるのか確認しておいて損は無いと思います。

確認方法としては、分解画像を掲載している、IFIXIT分解工房がおすすめです。

貼り付け時の注意点としては、貼り直しは不可であると言う事と、"貼り付け後から24時間経過すると、より強力に吸着いたします。"とあるので、MagRingの本格的な運用は貼り付けてから24時間経過した後が良さそうです。

ちなみにトリニティのサイトには"貼り直しは不可です。貼り付ける際は注意して作業を行ってください。"と記載があるのですが、説明書には、"万が一剥がれてきてしまう場合は、再度貼り付けを行い、「24時間」経過するまでお待ちください。"と注意書きがあります。
どちらが正しいのでしょうか……

粘着力

"強力粘着テープを採用"とあるので、粘着力には期待したいところです。

SimplismのMagRingの様な製品は以前からAmazonで探せば沢山検索でヒットします。
しかし、怪しい中国製の製品で無駄に偽レビューが沢山あり、低評価のレビューを見ると良く「粘着力が弱い」と記載があり、注意が必要そうです。

SimplismのMagRingは24時間経過後に使ってみて、MagSafe対応の充電器を外す時に上から引っ張って外そうとするとケースごと引っ張られる感じがあり、今のところはとても強力に粘着している様です。

デザイン

デザイン

iPhoneに貼り付ける場合、iPhoneのモデルによっては、リンゴマークや「iPhone」の印字にMagRingが被り隠れます。

iPhoneにMagRingを貼り付けるモデルとしては、Qiに対応していてMagSafeに非対応のモデルだと思います。
そうなると、iPhone8~iPhone11までのモデルになるのですが、リンゴマークが中央近辺にあるモデルはiPhone11のみなので、ほとんどのiPhoneがMagRingと印字部分に被ると思います。

私はiPhone Xsのクリアケースを使用しているのでリンゴマークと「iPhone」の印字にMagRingが被りダサくなった様に感じます……

ただこれは、クリアケースをしている場合なので背面が完全に隠れている場合は問題にならないと思います。

お気に入りのケース

お気に入りのケースに貼り付けられる

SimplismのMagRingを使用する事で自分のお気に入りのケースをMagSafe対応のケースにする事ができます。
ただし注意点もあります。次の様なケースには非対応となります。

  • 背面の厚みが3mm以上あるケースでは、Qiによる充電が不可能
  • 金属素材を使用したケースでは、Qiによる充電が不可能
  • 背面がレザーや布などのケースには、MagRingを貼り付け不可能
  • ケース背面が湾曲している形状には、MagRingを貼り付け不可能

磁力によるコンパスの狂い

磁力によるコンパスの狂い

本来MagSafeに対応していないスマートフォンにMagRingを貼り付けて、無理矢理MagSafeに対応させています。

MagRing自体には磁力が無いので、貼り付けるだけでコンパスが狂う事は無いと思いますが、MagSafeに対応したアクセサリーは磁力があり吸着するので、MagSafeに対応したウォレット等をずっと吸着した状態にしているとコンパスが狂う可能性はあると思います。

この辺は実際に運用してみて確認するしかなさそうです。

想定質問

SimplismのMagRingのカラーは選べますか?

今のところシルバーのみとなっています。

MagRingは何枚入っていますか?

1枚となります。

貼り直しや剥がして何度も使えますか?

公式サイトに"貼り直しは不可です。貼り付ける際は注意して作業を行ってください。"と記載があります。

"強力粘着テープを採用"とあり、実際に使用してみてもしっかりとケースに粘着している感じがあります。
ですので貼り直しや剥がして何度も使うと言ったことは不可だと思います。

SimplismのMagRingが対応しているスマートフォンやケースはなんですか?

パッケージには"全機種対応アクセサリー"と記載があります。
ただし以下の注意点があります。

  • 背面の厚みが3mm以上あるケースでは、Qiによる充電が不可能
  • 金属素材を使用したケースでは、Qiによる充電が不可能
  • 背面がレザーや布などのケースには、MagRingを貼り付け不可能
  • ケース背面が湾曲している形状には、MagRingを貼り付け不可能

SimplismのMagRingを貼り付ける事で、MagSafeによる充電は可能ですか?

使用しているiPhoneやAndroid等のスマートフォンがワイヤレス充電(Qi)に対応していれば、MagSafe対応の充電器で充電が可能になると思います。

私が所持しているiPhone Xs(Qi対応)とAnkerの「PowerWave Magnetic Pad Lite」と言う充電器の組み合わせではMagSafeによる吸着もでき、充電も可能でした。

「MagRingの貼り付け」でも説明した様にQiの位置は確認してから購入や貼り付けを実施した方が確実だと思います。

SimplismのMagRingを貼り付ける事で、MagSafe対応のウォレットは使えますか?

公式サイトに下記の通り記載があります。

MagSafeに対応した各種アクセサリーをご利用いただけます。スマホスタンドやカードポケット、ノートPCホルダーなど様々な便利なアイテムを楽しめるようになります。

実際にMagSafe対応充電器が使えたのでMagSafe対応ウォレットも使えると思います。

感想

素材は何か分かりませんが、金属製板のリングと言う事で製品自体は非常にシンプルだと思います。

なので気になる点としては「粘着力がどうなのか?」だと思います。「2、3回使ったら取れた」とかだと製品としてはダメだと思うので、しっかりと粘着していて欲しいです。
これは1か月、2か月と使って見ないと分からないと思います。
ただ少なくとも今のところ、「2、3回で取れた」とかはありませんでした。

設計が日本の企業と言う事で粘着力に関しては信用したいところです。

しっかりとMagSafeが使えるのであれば、MagSafe対応のワイヤレス充電器やウォレット、スマホホルダーが使える様になるので、非常に楽しみではあり、期待しています。

2022年11月20日追記
1ヶ月ほど使用していて、ほぼ毎日MagSafe充電やウォレットケースを使用していますが、MagRingが剥がれる事無く使用出来ています。

MagSafeアクセサリのまとめ記事も作成したので是非チェックしてみてください。

MagSafeアクセサリのおすすめ17選|MagSafeで日常が便利になる!

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まとめ

MagSafe非対応のiPhoneやAndroid等に条件(難しい条件では無い)を満たしたケースであれば、MagRingを貼り付ける事ができ、MagSafe対応のアクセサリーが使える様になるので、快適な生活を送れると思います。

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